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私の経験もお話させてください。

2019/04/01
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こんにちは。『月の木』店主です。

4月にはいり、新しい環境に身をおかれるかたも、

多いのではと思います。

そこで今回は、お寿司のこととは違いますが、

私の経験をお話させて頂ければと思います。

私は、27歳の時に、様々な理由で自殺を考え、

死ぬ前にやりたい事を3つして、死のうと思いました。

その内の1つが山小屋で働くでした。

1999年に穂高岳山荘で7月~11月までアルバイトをしていた時に、

ある事がキッカケで

『死ぬのは何時でも出来るのでとりあえず生きよう』

と思い直し今があります。

山小屋は11月後半から4月の頭までがOFFでその時に縁があって、

2000年の冬は東京青山の『青山すし泉』、

2002年広尾『すし家』で働き、

江戸前寿司に触れる事が出来ました。

1999年~2004年まで穂高岳山荘に勤務後、

その時に貯めたお金で、お店を出しました。

このような、紆余曲折の経験があり、今があります。

『幸福だから笑うわけではない。笑うから幸福なのだ』

アランの『幸福論』の一節。

「幸せ」というゴールに達したから笑うのではなく、

常に笑い続けている状態を「幸せ」と呼びたい。

それは仕事で言うと、常に変わり続けなければいけない、

常に挑戦し続けなければいけない事だと思っています。

アランの言葉を目指して、日々努力したいと思っています。

また、私が開店する前に、6年間お世話になった

穂高岳山荘の元支配人、

宮田八郎さんの遺稿集が出版されました。

とても魅力のある人でした。

興味のある方は、是非とも【穂高小屋番 レスキュー日記】も、

書店でお手に取って頂ければと思います。

 

■すし 月の木

   〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

    TEL: 097-532-1738

■営業時間

【月~土曜日】18:00~23:00

【日・祝日】 18:00~22:00

 ※30分前ラストオーダー

【定休日】  不定休

3月31日

■アクセス

大分駅徒歩10分