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私の経験もお話させてください。
こんにちは。『月の木』店主です。
4月にはいり、新しい環境に身をおかれるかたも、
多いのではと思います。
そこで今回は、お寿司のこととは違いますが、
私の経験をお話させて頂ければと思います。
私は、27歳の時に、様々な理由で自殺を考え、
死ぬ前にやりたい事を3つして、死のうと思いました。
その内の1つが山小屋で働くでした。
1999年に穂高岳山荘で7月~11月までアルバイトをしていた時に、
ある事がキッカケで
『死ぬのは何時でも出来るのでとりあえず生きよう』
と思い直し今があります。
山小屋は11月後半から4月の頭までがOFFでその時に縁があって、
2000年の冬は東京青山の『青山すし泉』、
2002年広尾『すし家』で働き、
江戸前寿司に触れる事が出来ました。
1999年~2004年まで穂高岳山荘に勤務後、
その時に貯めたお金で、お店を出しました。
このような、紆余曲折の経験があり、今があります。
『幸福だから笑うわけではない。笑うから幸福なのだ』
アランの『幸福論』の一節。
「幸せ」というゴールに達したから笑うのではなく、
常に笑い続けている状態を「幸せ」と呼びたい。
それは仕事で言うと、常に変わり続けなければいけない、
常に挑戦し続けなければいけない事だと思っています。
アランの言葉を目指して、日々努力したいと思っています。
また、私が開店する前に、6年間お世話になった
穂高岳山荘の元支配人、
宮田八郎さんの遺稿集が出版されました。
とても魅力のある人でした。
興味のある方は、是非とも【穂高小屋番 レスキュー日記】も、
書店でお手に取って頂ければと思います。
■すし 月の木
〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103
TEL: 097-532-1738
■営業時間
【月~土曜日】18:00~23:00
【日・祝日】 18:00~22:00
※30分前ラストオーダー
【定休日】 不定休
3月31日
■アクセス
大分駅徒歩10分