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お寿司を引き立てる器

2019/03/22

3月も下旬にさしかかり、日中暖かい日が増えてきました。
桜が開花し始めたところもあり春めいてきましたね。

お店のHPをご覧になった方、ご来店くださったお客様の中には、コース料理で出される器に注目された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は当店で使われている器やお店のインテリアについてご紹介します。

お店に足を運ぶと、まず目につくのが大きなガラス窓の外観。
入口に飾られている絵は親方が江戸前寿司を握る姿が。こちらは大分県玖珠町(くすまち)出身の画家、国本さんによるオリジナル作品です。

店内の壁には親方デザインの「月の木」があしらわれた手拭いが掛けられています。

そして握り寿司に使われているメインの器の一つは、深みのある緑色が印象的な織部焼です。

白身、赤身、光物の握りをそれぞれ引き立たせる、色と厚みのある長方形の焼き物です。
織部焼とは、岐阜県の美濃地方で生産される美濃焼の一種です。美濃焼の様式は多様な形、多彩な色で国の伝統工芸品に指定されています。
桃山時代、千利休の弟子だった武将で茶人の古田織部が、故郷の美濃で作らせたのが始まりで、黒織部、総織部など11種類あり、それぞれ特徴があります。
最もポピュラーなのは当店の器にも使われている青織部。
美濃の自然を象徴する青緑色を再現するために、緑色の釉薬(うわぐすり)「緑釉(りょくゆう)」が使われており織部焼のシンボルカラーとなっています。

 

親方の思いが存分に込められた当店「すし 月の木」で
味はもちろん目にも楽しい江戸前寿司をご堪能ください。

 

■すし 月の木

   〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

    TEL: 097-532-1738

■営業時間

【月~土曜日】18:00~23:00

【日・祝日】 18:00~22:00

 ※30分前ラストオーダー

【定休日】  不定休

3月23日、24日、31日

■アクセス

大分駅徒歩10分