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今が旬 ~サヨリ~
今日はホワイトデー。女性の方は感謝の気持ちとともにお返しをもらったかもしれませんね。
前回もお伝えしましたが、当店では追加での注文も承っており、鯛の他にも関サバ、太刀魚、トロなどが人気のネタでございます。
詳しくは親方もしくは従業員までお問い合わせください。
今回も今の時期が旬であるサヨリについてご紹介します。
サヨリは漢字では細魚、針魚とも書き、サンマによく似た細長い魚です。
下顎が細く針のように鋭く突き出しているのが特徴の体長約40cmの魚です。
スーパーなどではあまり見かけないので、前回紹介した鯛よりは、なじみのない魚かもしれません。
魚の通り道に帯状の網を仕掛ける刺し網などで獲り、高級魚のひとつとされています。
サヨリという名前は、一般的に「沢寄り」に多く集まる魚という意味から名付けられたと言われております。沢とは岸辺のことです。
サヨリの身は白身なので淡泊ですが、上品な味わいで、特に春頃になると旨みと脂が乗り、生でいただくには最も適した季節を迎えます。
サヨリの産卵は地域ごとに異なるので、産地によって旬にも影響しますが、
総じて旬は3~5月と言われています。
伝統的な江戸前寿司では、薄塩をして酢洗いしてから使います。
当店でも、まず薄く塩をふり、水分が出てくるまで置きます。
その後洗い、薄い塩味にしたお酒の入った酢水に数分浸けます。
最後に水切りしてから骨を抜くという工程を踏んでおります。
春の光物をお楽しみください。
■すし 月の木
〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103
TEL: 097-532-1738
■営業時間
【月~土曜日】18:00~23:00
【日・祝日】 18:00~22:00
※30分前ラストオーダー
【定休日】 不定休
3月23日、24日、31日
■アクセス
大分駅徒歩10分