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今が旬~鯛~
暦の上では先週に啓蟄を迎え、冬ごもりをしていた動物たちも地上に出てくる時期です。
花粉シーズンもこれからしばらく続きそうですね。
当店はコース料理の提供をおこなっておりますが、追加注文も承っております。
今回はその中でもよく注文を受ける鯛についてご紹介したいと思います。
鯛は昔から慶事の際の食卓に上がることが多く、「腐っても鯛」ということわざもあるほど日本人に好まれ、親しみのある魚です。鰤や平目とともに白身の代表的な魚で、脂肪の含有量は赤身魚よりも少ないものが多く、低カロリーでさっぱりとしているのが特徴です。
鯛の皮には、ビタミンB2が、身にはカリウムが豊富に含まれています。
鯛には真鯛の他にキダイやクロダイ、アマダイなどがありますが、「~タイ」と呼ばれる魚は200種前後いるとされています。
以前紹介したカスゴは真鯛の稚魚でしたね。
江戸前寿司の鯛は、刺身とは異なり、皮をつけたまま握るのが一般的です。
当店も、皮をつけたままの鯛の身にお湯をさっと掛けて、水で冷やして柔らかくする
「湯引き」という技法で皮を食べやすくして握っております。
皮と身の間にある皮ぎしと呼ばれる皮下脂肪が、お湯で温められ口の中で溶けやすくなっております。
また握りでは主に腹身を使うのに対し、刺身では背中の身を使っておりますので、食感の違いをお楽しみいただけます。
そして鯛の旬は、産卵期の直前の2~4月とされています。
5月頃に産卵し、産卵期直前の桜の季節が旬ということで、
この時期の鯛はその色鮮やかさから「桜鯛」とも呼ばれます。
是非脂の乗った鯛を味わって春を感じてください。
■すし 月の木
〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103
TEL: 097-532-1738
■営業時間
【月~土曜日】18:00~23:00
【日・祝日】 18:00~22:00
※30分前ラストオーダー
【定休日】 不定休
3月13日、23日、24日、31日
■アクセス
大分駅徒歩10分