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寿司の名脇役~山葵~
2月も下旬に差し掛かり、日中は日差しが暖かくなってきたものの、朝晩冷え込む日が続いています。空気も乾燥していますので、体調にお気をつけください。
当店は、大分市で本格江戸前寿司を味わえるお店として2005年にオープンし、wazawazaビル1階に移転して10年目になります。毎朝親方が大分公設地方卸売市場から仕入れた新鮮な魚を提供しております。
今回はそれらのネタを引き立たせるお寿司の名脇役、山葵(わさび)についてご紹介します。
辛くて香りの強い山葵は、日本原産の香辛料であり、古くから日本人に好まれてきました。
山葵には殺菌作用のある成分が含まれており、生魚の菌を殺菌し、生臭さを抑えることもできます。
山葵は美味しさを保つための必要な要素にもなっています。
唐辛子を好む外国人の方たちでも山葵の鼻に来るツンとした辛みはどうしてもダメだと聞くことがあります。この魅力は日本人にしかわからないのでしょうか。
ただし、最近では日本食ブームに伴い、海外でも受け入れられるようになり、Wasabiとして世界中に広がっているようです。
当店の山葵は静岡県産のものを使用しております。
親方が山葵栽培発祥の地と言われる静岡市有東木(うとうぎ)の山葵農園から直接仕入れています。
淡泊なネタには少なめに、濃厚なネタには多めに、ネタによって量を調節し、
魚本来の風味を生かし、旨味を損なわず仕上げております。
単に辛いという刺激だけでなく、ぜひ香り豊かな山葵の味もお楽しみください。
もちろん辛みが苦手な方もいらっしゃると思います。
その際は遠慮なくお申し付けくださいませ。
■すし 月の木
〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103
TEL: 097-532-1738
■営業時間
【月~土曜日】18:00~23:00
【日・祝日】 18:00~22:00
※30分前ラストオーダー
【定休日】 不定休
2月27日
■アクセス
大分駅徒歩10分