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店舗情報やお料理についてなど様々な情報を更新しております。

  • コース料理~巻物~

    2019/01/31

    2019年がスタートして早一ヶ月が経とうとしています。来週には立春、寒さも峠を越えて春に向かうでしょうか。


    当店「すし 月の木」のコース料理の締めくくりは、味噌汁と巻物です。前回の味噌汁に引き続き、今回はコース料理の最後に出される巻物ついてご紹介します。


    巻物とは何が出されるのでしょうか。
    江戸前寿司で「巻物」、「海苔巻」といえばかんぴょう巻きのことを指します。
    江戸時代にはかんぴょうが、海苔巻の具として唯一用いられていたからだそうです。
    また細巻に巻かれた姿が鉄砲に見えることから「鉄砲巻」とも言われ、現代の人々にも親しまれている江戸前寿司の代表格です。
    (さて、かんぴょうとはそういえば何だろうと思われた方もいらっしゃるかもしれません。)
    かんぴょう「干瓢」(「乾瓢」という表記もあります。)とは、ウリ科の植物、ユウガオの実を、皮を剥くように細長く削り、乾燥させた乾物のことです。
    ちなみに、かんぴょうは低カロリー、低糖質で食物繊維が豊富に含まれています。

    当店のかんぴょうは国内生産量第一位の栃木県産を、海苔は佐賀県産(有明海)の海苔を使っております。


    かんぴょう巻は、魚ではないし、少し地味な食材では、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、握り寿司の最後にいただく、かんぴょうの味付けとシャリの味が組み合わさり、海苔の風味によってまとめられる巻物は江戸前寿司の魅力の一つです。

    また、醤油の濃さ、甘みの強さ、食感などはお店によって異なり、お店の特徴が表れると言われます。

    当店の味付けは、濃口醤油とザラメ砂糖を使った、見た目も味も濃いめに仕上げております。
    山葵もアクセントになった、東京の寿司店で修業を重ねた親方が配合を考えた味。
    その味付けとほんのり歯応えを活かしたかんぴょう巻きを是非お楽しみください。

     

    来月の定休日は2月6日、11日、20日、27日となっております。
    よろしくお願いいたします。

     

    ■すし 月の木

       〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

        TEL: 097-532-1738

    ■営業時間

    【月~土曜日】18:00~23:00
    【日・祝日】 18:00~22:00
     ※30分前ラストオーダー

    【定休日】  不定休

    2月6日、11日、20日、27日

    ■アクセス
    大分駅徒歩10分

     

     

  • コース料理~味噌汁~

    2019/01/28

    先週末には日本列島全体に寒波が到来し、暦の上では大寒を過ぎたものの、冬の冷え込みはまだまだ続きそうです。乾燥や風邪には十分ご注意ください。


    当店では江戸前スタイルで味わう寿司はもちろん、コース料理で出される脇役にも旬のものが登場します。
    前回の茶碗蒸しに引き続き、今回はコース料理の脇役、味噌汁についてご紹介します。


    当店で提供する味噌汁の具は、大分県産の葱、徳島県鳴門のわかめ、そして『ドンコ』椎茸のみです。


    さて、ドンコとは何でしょうか。
    干し椎茸の一種を指しますが、このドンコとは、椎茸の品種名ではなく、傘の開き具合によってつけられた名称です。


    干し椎茸について、傘の開きが少ない状態で採取した椎茸を「冬茹(ドンコ)」、7分開きになってから採取した椎茸を「香信(コウシン)」と呼びます。この二つの中間の傘の開きのものは「香茹(コウコ)」と、3つに分類されています。
    傘が開くほど扁平になるので、コウシンに比べてドンコは肉厚で縁が内側に丸まっているのが特徴です。

    特に冬の終わりから春先にかけて収穫される、今の時期の大分県産のドンコ椎茸は格別です。


    そして、出汁は鯛の骨をベースにとっており、寿司店ならではの親方のこだわりが垣間見えます。
    また、季節によって春はアイナメ、夏はハモと、旬の魚も出汁に加えており、味に深みを出しています。


    ドンコと出汁の豊かな香りを最大限に引き出した味噌汁を是非お楽しみください。


    来月の定休日は2月6日、11日、20日、27日となっております。
    よろしくお願いいたします。

     

    ■すし 月の木

       〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

        TEL: 097-532-1738

    ■営業時間

    【月~土曜日】18:00~23:00
    【日・祝日】 18:00~22:00
     ※30分前ラストオーダー

    【定休日】  不定休

    2月6日、11日、20日、27日

    ■アクセス
    大分駅徒歩10分

     

  • コース料理~茶碗蒸し~

    2019/01/24

    今シーズンは暖冬といいながら温かいものをいただきたくなりますね。
     当店のコース料理の中には茶碗蒸し、味噌汁もご用意しております。

    今回はコース料理で出される茶碗蒸しについてご紹介します。

    皆さんは茶碗蒸しと言えば、どんな具材が入ったものを想像しますか。
    椎茸、海老、蒲鉾、鶏肉、三葉、銀杏など様々な具が入っている茶碗蒸しが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

    ただ当店の茶碗蒸しは一味違っております。

    当店の茶碗蒸しの具は、イカと鯛で作った『しんじょ』のみが入っています。

    さて、しんじょとは何でしょうか。

    海老のしんじょ揚げ、はよく耳にするのではないかと思います。
    「しんじょ」は漢字では「真薯」と書きます。(他の表記もあります。)一般的には海老、蟹、魚の白身をすりつぶしたものに山芋、卵白を加え、出汁や塩で味をつけて調理する練り物を指します。

    よく似たものに「つみれ」があります。いわしのつみれ汁などご家庭で作られる方もいらっしゃると思います。つみれは魚肉などの種に、つなぎとして卵や澱粉をつなぎに使っているのに対し、しんじょは漢字のとおり、薯=山芋をつなぎとして使っています。そのため、つなぎに山芋を使ってなければ、厳密にはしんじょと言えません。

    しんじょは蒸したり、焼いたり、揚げたり、茹でたり、その調理法は多様で、それぞれ違った味わいが楽しめます。


    当店では、出汁で煮て仕上げており、丹精込めて一つひとつ丁寧に手作りしております。

    大分ならではの海の幸の風味が際立つ茶碗蒸しとなっております。

     是非しんじょのふわっとした食感やイカの軟骨のアクセントをお楽しみください。

     

    ■すし 月の木

       〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

        TEL: 097-532-1738

     

    ■営業時間

    【月~土曜日】18:00~23:00
    【日・祝日】 18:00~22:00
     ※30分前ラストオーダー

    【定休日】  不定休

     

    ■アクセス
    大分駅徒歩10分

  • 今が旬 ~関サバ~

    2019/01/21

    いま鯖(サバ)缶がとても注目されていますね。よくスーパーの店頭から品切れになるほどです。

    今回はその鯖についてご紹介します。鯖といっても、大分を代表する海の幸、関サバです。

    関サバは、関アジと並んで1996年に全国で初めて水産品として商標登録され、 高級魚として知られているブランド魚です。

    大分市の佐賀関沖の豊予(ほうよ)海峡で、大分県漁協佐賀関支店の組合員の方が一本釣りでとった鯖のみが、その名前を名乗ることができ、一尾ずつタグシールが貼られ全国に出荷されています。

    鯖の一般的な旬の時期は、10月~12月とされていますが、関サバは10月~3月と、その旬はとても長いです。 その中でも冬場は特に脂がのって、非常に身が締まっており、刺身でいただくことが通例です。

    瀬戸内海の冷たい海水と太平洋の暖かい海水がぶつかり合う豊後水道は、 餌となるプランクトンが豊富です。その急流で育った魚は、運動量が多いので大きく成長し、身が引き締まるというわけです。

    当店では、コース料理の一品として関サバを提供しております。 現地ならではの新鮮な美味しさをお楽しみいただけます。

    是非、引き締まった身と歯ごたえの良さが絶品の地魚を、親方の握りでご堪能ください。

     

    ■すし 月の木

       〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

        TEL: 097-532-1738

     

    ■営業時間

    【月~土曜日】18:00~23:00
    【日・祝日】 18:00~22:00
     ※30分前ラストオーダー

    【定休日】  不定休

     

    ■アクセス
    大分駅徒歩10分

     

  • 今が旬 ~鰤(ぶり)~

    2019/01/17

    お正月ムードただよう商店街ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

    当店では、毎朝地元の市場で仕入れた新鮮な魚を提供させていただいております。

    今回はコース料理の中で提供されるお寿司のネタのひとつ、鰤(ブリ)についてご紹介します。

    今の時期、特におススメは鰤(ブリ)です。

    天然物は冬が旬なのをご存知ですか。

    「寒ブリ」と言われるとおり、冬場が最も脂が乗って美味しいとされています。

    また、呼び方が変わる出世魚であるため、おめでたく、お正月には鰤料理がおせちの一品となる地域もあります。特に西日本では年越しそばと同じように、昔は大晦日に魚を食べる「年取り魚」という習慣があったそうです。

    鰤は日本の近海を広く回遊する魚です。
    そのため、この時期の鰤は身が引き締まっているため、食感を楽しむことができます。

    そして鰤にはDHA・EPA等、血液をサラサラにしてくれる成分のほか、タウリンが多く含まれており、市販の栄養ドリンクからもわかるように疲労回復に役立ちます。
    またビタミンDが豊富なことでも有名で、骨の強化に効果的です。

    おせち料理の次は、お寿司で新年の慶びを分かち合ってみてはいかがでしょうか。

    従業員一同お待ちしております。

     

    ■すし 月の木

       〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

        TEL: 097-532-1738

     

    ■営業時間

    【月~土曜日】18:00~23:00
    【日・祝日】 18:00~22:00
     ※30分前ラストオーダー

    【定休日】  不定休

     

    ■アクセス
    大分駅徒歩10分

     

  • 大分市で本格江戸前寿司を

    2019/01/15

    新年あけましておめでとうございます。

    はやいもので2019年もスタートして二週間が経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
    本年もよろしくお願い申し上げます。

    当店は、日本の食文化を代表する江戸前寿司を気軽に楽しんでいただけるよう2005年11月にオープンいたしました。

    地産地消にこだわった大分のネタとシャリ、それらを融合し創り上げる江戸前寿司をコース料理で味わってみませんか。

    またネタ、シャリにとどまらず、それらを盛り付ける器までも大分のものにこだわっております。
    ぜひ味とともに上質な器を目でもお楽しみください。

    アルコールについては、日本酒はもちろん、お寿司に合うワイン等もご用意しております。

    当店は、大分駅北口から徒歩約10分の竹町商店街の中にあり、大きなガラス窓が目を引く外観です。
    店内はスタイリッシュな空間で、カウンター席もあり、おひとり様でもゆったり過ごしていただけます。

    落ち着いた雰囲気の中、目の前で親方が握るお寿司を味わうことができます。

    掘りごたつの個室もご用意しておりますので、お電話でご予約のうえご来店ください。
    お席やお食事に関してご不明点、ご要望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

    ぜひ年始の大切なひとときにご利用くださいませ。

    従業員一同お待ちしております。

     

    ■すし 月の木

       〒870-0035 大分県大分市中央町3-5-16 wazawaza 103

        TEL: 097-532-1738

    ■営業時間

    【月~土曜日】18:00~23:00
    【日・祝日】 18:00~22:00
     ※30分前ラストオーダー

    【定休日】  不定休

    ■アクセス
    大分駅徒歩10分